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スフィンクス・レポートはグラフが命です。
出先などで文章のみお読みになった場合でも
ぜひ後ほどPDFでグラフをご確認ください。
藻谷 俊介
2022年12月20日読了時間: 1分
設備投資受注 10月分
記事では非製造業が伸長となっているが、右グラフの山型線形、および船舶電力を含む総民需における非製造業の伸びがほとんどないこと(図3D青線)から見て、製造、非製造を問わずピークアウトは一層疑うことが出来なくなったのが今月。内閣府が基調判断を変えなかったのも、そのためと思われる。
藻谷 俊介
2022年11月18日読了時間: 1分
設備投資受注 9月分
3ヶ月前の号から、工作機械受注の悪化を見て当冊子のトーンを下げてきた筆者としては、まったく驚かない内容だった。右図は、先行性高くぶれの少ない図3Jの後追いに過ぎない。
しかも図3Jは10月、一段と低下した。内閣府の統計でもしばらくは弱い数字が出そうである。
一方、図3J~Kを見比
藻谷 俊介
2022年10月13日読了時間: 1分
設備投資受注 8月分
継続的に設備投資に強気だった筆者だが、2ヶ月前の号から、工作機械受注に頭打ちの様相を察知して、幾分トーンを下げた。8~9月のデータを加え、頭打ち感は更に強い。キーチャートである図3Jは9月になって一段と低下してしまった。民間建設受注は8月単月(図4A)はプラスだったが、四半期描
藻谷 俊介
2022年9月19日読了時間: 1分
設備投資受注 7月分
筆者はコロナ禍で景気の谷が見えてから、継続的に設備投資に強気であったが、先月号で工作機械受注が、内需外需ともに(図3J~K)意外に大きく下がっていることから、一時的なものか、転換点なのか、来月以降も注視したいと述べてあった。1ヶ月を経て図4Jを見ると、工作機械受注の山線形は引き
藻谷 俊介
2022年8月18日読了時間: 1分
設備投資受注 6月分
右図の通りぶれの大きい機械受注統計の平仄に合わせて、毎月報道では一喜一憂が繰り返されているが、均してみれば引き続き上昇が続いていることに疑いはなく、筆者はこの間、継続的に設備投資に強気であった。6月分を加えてもその認識に変化はない。
ただ、7月まで入った国内勢の工作機械受注(図3
藻谷 俊介
2022年7月12日読了時間: 1分
設備投資受注 5月分
先月号で予想した通り、右図には大きな反動減が出た。とは言え、均してみれば引き続き上昇が続いていることに疑いはない。筆者はこの間、継続的に設備投資に強気であり、出遅れた国内勢にはまだやり残しがあると考えている。6月まで入った図3Jは、その思いを強くさせる。ただ、図3Kの外国勢のよう
藻谷 俊介
2022年6月22日読了時間: 1分
設備投資受注 4月分
これまでの号で、国内勢は設備投資に出遅れてきたので、まだ投資意欲が強いと述べてきた筆者としては、驚かない内容だった。ぶれの少ない当社季調で見ても大きめの伸びであるから、確かに伸びたには違いない(図2C)。ただ、この統計にはプロジェクトもので大きな計上がある月もあり、大きな伸びが翌
藻谷 俊介
2022年5月22日読了時間: 2分
設備投資受注 3月分
最初に、見出しは「コロナ前届かず」だが、10.37兆円と10.40兆円はほぼ同じであり、「コロナ前にほぼ並ぶ」で良いのではないかと思う。わずかでも小さかったら負けのような賭け事まがいの仕切り方には、何となく統計の素人感が漂うのだ。実際に、設備投資は経済の数少ない明るい部分であると
藻谷 俊介
2022年4月14日読了時間: 1分
設備投資受注 2月分
機械受注統計はぶれが大きいため、報道も一喜一憂を繰り返しているが、底流としては特に製造業はそれほど悪くないと言える。当社季調では前月比6.1%減である(図2C)。
筆者のコアチャートである図3Jは、3月もプラス。対する海外勢(図3K)もプラスだが、こちらはジグザグしながら天井感を
藻谷 俊介
2022年3月18日読了時間: 1分
設備投資受注 1月分
筆者のコアチャートである図3Jは、2月は再びプラス。対する海外勢(図3K)は、転じて大きくマイナスである。それぞれ先月と逆行する荒っぽい動きである。先月号では、図3Kがトレンド的にいいところに近づいている現実に変わりはないので、世界的には天井は近いと言うビューは維持したい、と述べ
藻谷 俊介
2022年2月18日読了時間: 1分
設備投資受注 12月分
筆者のコアチャートである図3Jは、1月は再びマイナス。対する海外勢(図3K)は、3ヶ月ぶりに大きくプラスである。荒い動きだ。先月号では、設備投資には強気で来た筆者も、ここは一度思案するべきタイミングだと考えていると述べた。その時点では外国勢が設備投資に慎重になっていたので、そろ
藻谷 俊介
2022年1月20日読了時間: 1分
設備投資受注 11月分
筆者のコアチャートである図3Jは、12月は若干プラスだったが伸び悩んでいる。対する海外勢(図3K)は、11-12月で大きくマイナスである。先月までは趨勢としてみればどちらも右上がりと言えたが、特に海外勢は先月号で述べたようにレンジ的に上限に近いと言うこともあって、弱含みと解釈し
藻谷 俊介
2021年12月13日読了時間: 1分
設備投資受注 10月分
筆者のコアチャートである図3Jは、11月も伸び悩んでいる。対する海外勢(図3K)は10月に踊り場を脱出して大幅に発注を増やしたが、11月は再びマイナス。とは言え、趨勢としてみればどちらも右上がりで、海外勢はそろそろレンジ的に上限に近づいているが、国内勢はまだ増やす余地がある。投資
藻谷 俊介
2021年11月22日読了時間: 1分
設備投資受注 9月分
筆者のコアチャートである図3Jは、10月になって初めて先端が少し下がった。一方の海外勢(図3K)は10月に踊り場を脱出して大幅に発注を増やしてきた。何ともテンポが合わないとしか言い様がないが、重要なのは趨勢なので、筆者はまだ基本的には設備投資に強気である。図3G~Hの投資ファンダ
藻谷 俊介
2021年10月13日読了時間: 1分
設備投資受注 8月分
筆者のコアチャートである図3Jは、9月も勢いよく上昇した。右図よりも幾分先行するばかりか、ぶれが少なく、発表が早いため、読者はまずこちらを見るべきと考える。海外勢(図3K)対比で遅れて楽観的になったために、今まだ勢いがあるだけと言えばそうだが、これが基調判断であるべきだろう。半導
藻谷 俊介
2021年9月16日読了時間: 1分
設備投資受注 7月分
筆者のコアチャートである図3Jは、8月も勢いよく上昇した。右図よりも幾分先行するばかりか、ぶれが少なく、発表が早いため、まずはこちらを見るべきと考える。海外勢(図3K)対比で、遅れて楽観的になっていることに変わりはないが、それ故に今まだ勢いがある。外需はそろそろトレンド中央の
藻谷 俊介
2021年8月19日読了時間: 1分
設備投資受注 6月分
筆者のコアチャートである図3Jは、7月は横ばいだったが、趨勢としては上向きが続いている。右図よりも幾分先行するばかりか、ぶれが少なく、発表が早いため、まずはこちらを見るべきと考える。もちろん世界対比で遅れて楽観的になっていることに変わりはない(図3K)。外需はそろそろトレンド
藻谷 俊介
2021年7月16日読了時間: 1分
設備投資受注 5月分
右図のぶれに翻弄されて、強気になったり、弱気になったりを繰り返す報道だが、筆者のコアチャートは図3Jであり、右図よりも幾分先行するばかりか、ぶれが少なく、発表が早いため、昨年5月の底入れ以来、設備投資の回復そのものには疑念を抱かずに来られた。...
藻谷 俊介
2021年6月16日読了時間: 1分
設備投資受注 4月分
筆者は、年末年始の機械受注の急上昇はぶれである公算が高い、と述べてきた。それが一旦潰えて、改めて現れた上昇トレンドは、より勾配の緩いものであるが、それでも着実に設備投資は増えているのは幸いである(図2A~D)。 筆者が最も重視してきた工作機械受注は、末端5月は微マイナス(図...
藻谷 俊介
2021年5月20日読了時間: 1分
設備投資受注 3月分
筆者は、方向としての設備投資増をもとより疑ってはいないが、年末年始の機械受注の急上昇はぶれである公算が高い、と述べてきた。それが剥落して改めて現れた上昇トレンドは、もっと勾配の緩いものであるが、それでも着実に設備投資は増えている(図2A~D)。...
藻谷 俊介
2021年4月16日読了時間: 1分
設備投資受注 2月分
筆者は、方向としての設備投資増をもとより疑ってはいないが、右図のような機械受注の急上昇はぶれである公算が高い、と述べてきた。今月もその判断で良かったと思える下落で、基調判断は下方修正されたわけである。2頁の内訳でもほぼすべてのグラフ末端が下がっている。...
藻谷 俊介
2021年3月18日読了時間: 1分
設備投資受注 1月分
筆者は、方向としての設備投資増をもとより疑ってはいないが、右図のような機械受注の急上昇はぶれである公算が高く、10-12月の法人企業統計を見てから設備投資を判断すべきである、と述べてきた。実際に、今月の右図末端にはかなり反動減が出ているし、法人企業統計が示す設備投資の回復は...
藻谷 俊介
2021年1月15日読了時間: 1分
設備投資受注 11月分
先月号では、方向としての設備投資増をもとより疑ってはいないものの、図3Jと3Kの大きな較差に、日本企業はうかうかしていられないはずと述べた。今月も状況は変わらない。 基調判断が「持ち直し」になったことに異存はないが、右図を真に受けるのは問題だろう。図2A~Dの4枚の中で、末...
藻谷 俊介
2020年12月14日読了時間: 1分
設備投資受注 10月分
先月号では、「数値は全体として先月よりもよく見えるようになってきた。それが今日の結論である。遅行性のある新聞が、まだ悲観的なコメントを付けているとしても気にすることはない。」と述べた。今月は右記事の通り、新聞も意気軒昂だ。...
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