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スフィンクス・レポートはグラフが命です。
出先などで文章のみお読みになった場合でも
ぜひ後ほどPDFでグラフをご確認ください。
藻谷 俊介
7 日前読了時間: 1分
設備投資受注 10月分
10月の船舶電力を除く民需は、当社季調では9月比+4.4%のプラス(図2C)。先々月、先月と続いた大きめのマイナスをほぼ帳消しにして、底割れの継続を回避した。ただ、底割れを回避しただけで、増勢になっているとは言えない。内訳である図2E~Lを見ても末端が上がっているものが
藻谷 俊介
11月19日読了時間: 1分
設備投資受注 9月分
9月の船舶電力を除く民需は、当社季調では8月比1.0%のマイナス(図2C)。先月の大きめのマイナスに下げ足すことになり、ピークアウト感が強くなった。内訳である図2E~Lを見ても末端が下がっているものばかりだが、特に図2Gが大きく下がったことで半導体回りにも少し懸念が生じている
藻谷 俊介
10月17日読了時間: 1分
設備投資受注 8月分
8月の船舶電力を除く民需は、当社季調では7月比3.2%のマイナス(図2C)。先月までとは異なり、大きめのマイナスで、線形的には底割れ一歩手前である。内訳である図2E~Lを見ても末端が下がっているものばかりで心許ないが、取り立てて半導体回りの問題ではなさそうである(図2Gはまず
藻谷 俊介
9月23日読了時間: 1分
設備投資受注 7月分
7月の船舶電力を除く民需は、当社季調では緩やかな上昇の中でのプラス(図2C)。内閣府季調はマイナスだったが、わずか0.1%であり、問題にするような変化ではない。内訳である図2E~Lを見ても総じて上昇が続いており、図A~Bは船舶からの受注で振れているものの、機械受注の底流は増加
藻谷 俊介
8月26日読了時間: 1分
設備投資受注 6月分
6月は当社季調では緩やかな上昇の中でのマイナス(図2C)だが、ぶれの大きい内閣府季調では急落後のプラス(図2D)、とまったく異なる。四半期平均で見ても、当社季調では上昇が続いており(図3E青線)、左記事のようなマイナスではない。内訳である図2E~Lを見ても総じて上昇が続いてお
藻谷 俊介
7月13日読了時間: 1分
設備投資受注 5月分
図3Lで名目の民間設備投資を概観すると、工作機械受注が下げ止まっている状態で、改めて上を向いた民間建設受注に牽引される形で、全体的な右上がりの情勢は継続している。法人企業統計には10-12月の急伸の反動が出たが、反動を含めても右上がりであり、趨勢はまだプラスと判断できる。
藻谷 俊介
6月17日読了時間: 1分
設備投資受注 4月分
図3Lで名目の民間設備投資を概観すると、工作機械受注が下げ止まっている状態で、改めて上を向いた民間建設受注に牽引される形で、全体的な右上がりの情勢は継続している。法人企業統計には10-12月の急伸の反動が出たが、反動を含めても右上がりであり、趨勢はまだプラスと判断できる。
藻谷 俊介
5月23日読了時間: 1分
設備投資受注 3月分
図3Lで名目の民間設備投資を概観すると、1-3月期の最終的な設備投資(GDP統計における民間企業設備、赤線)は、民間建設受注の下落と工作機械受注の上昇が打ち消し合うような形で、横ばいとなっている(図2M)。まさにその意味で、負けが続いてきた機械受注は、ここへ来て底入れし
藻谷 俊介
4月16日読了時間: 2分
設備投資受注 2月分
図3Lで名目の民間設備投資を概観すると、昨年10-12月期の最終的な設備投資(GDP統計における民間企業設備、赤線)は、法人企業統計(青線)のTSMC工場建設などによる急上昇を反映して、大きく上がって終わっている(図2M)。今年に入ると、工作機械受注(同黄線)は1-3月
藻谷 俊介
3月19日読了時間: 1分
設備投資受注 1月分
図3Lで名目の民間設備投資を概観すると、最終的な設備投資(GDP統計における民間企業設備、赤線)は、法人企業統計(青線)のTSMC工場建設などによる急上昇を受けて大きく上方修正されている(図2M)。しかし、工作機械受注(黄線)が底知れずの下落を続けている一方で、民間建設受注(
藻谷 俊介
2月19日読了時間: 1分
設備投資受注 12月分
図3Lで名目の民間設備投資を概観すると、工作機械受注(黄線)が底知れずの下落を続けている一方で、民間建設受注(緑線)は堅調な増加を続けており、最終的な設備投資(GDP統計における民間企業設備、赤線)は、両者の平均を取った横ばい的な推移となっている。ただし、実質では3四半
藻谷 俊介
1月23日読了時間: 1分
設備投資受注 11月分
図3Lで名目の民間設備投資を概観すると、工作機械受注の低下は止まることがないにもかかわらず、民間建設受注の増加に引っ張られる形で、GDP統計における民間企業設備(赤線)は高い水準を保っている。直近3四半期の伸びは緩慢だが、まだ増勢が残っているようだ。そのため図4J~Lを
藻谷 俊介
2023年12月14日読了時間: 1分
設備投資受注 10月分
図3Lで名目の民間設備投資を概観すると、工作機械受注の低下は止まることがないにもかかわらず、民間建設受注の増加に引っ張られる形で、設備投資全体(赤線)は高い水準を保っている。直近3四半期の伸びは緩慢だが、まだ増勢が残っているようだ。このことは、全体としての高い設備投資採
藻谷 俊介
2023年11月17日読了時間: 1分
設備投資受注 9月分
図3Lで名目の民間設備投資を概観すると、工作機械受注の低下は止まることがないにもかかわらず、民間建設受注の増加に引っ張られる形で、設備投資全体(赤線)は高い水準を保っており、まだ増勢すら感じさせる。このことは、高い設備投資採算を考えると不思議ではない(図3H)。
藻谷 俊介
2023年10月13日読了時間: 1分
設備投資受注 8月分
図3Lで名目の民間設備投資を概観すると、4-6月期まではかろうじて上昇基調を維持したが、多くの線はその前後から大小の調整を示している。しかし、投資採算は高く、ファンダメンタルズが悪いわけではない(図3H)。以下に述べるような良い変化も出てきた。8月に工作機械受注の
藻谷 俊介
2023年9月14日読了時間: 1分
設備投資受注 7月分
名目の民間設備投資は4-6月期まではかろうじて上昇基調を維持したが(図3L赤線)、図3Lの各線はその前後から幾分の調整を見せ始めている。図2A~Bの突出は電力会社からの大規模発注があったため。それも立派な設備投資だが、趨勢の判断には使えない。8月に新たな展開があっ
藻谷 俊介
2023年8月20日読了時間: 1分
設備投資受注 6月分
民間設備投資は4-6月期まで好調である(図3L赤線)。最近の号では、機械受注系の統計(筆者が重用してきた工作機械受注統計を含めて)と最終的な民間設備投資(GDP内の民間企業設備)との乖離が無視できないほど大きくなって、要は前者が先行指標として使い物にならなくなっているこ
藻谷 俊介
2023年7月16日読了時間: 1分
設備投資受注 5月分
機械受注統計だけで「日本企業の設備投資の持ち直しの動きに停滞感」と断言するのは問題がある。しかも、左図を四半期平均で見やすくした図4J青線を見れば、「持ち直し」すら実は見えていない。機械受注や工作機械受注は、基本的に約1年にわたって右下がりと表現するしかないだろう(図4J~K
藻谷 俊介
2023年6月27日読了時間: 2分
設備投資受注 4月分
先月号では、「まもなく発表される1-3月期の法人企業統計における設備投資が、本当に10-12月期比で下がらずに済むのか(図3Lや図4J~Lの整合性の維持)にも注目が集まるところだろう。」と述べた。結果的に、法人企業統計の設備投資は非常に好調で(図3L青線)、これまでぶれが少ない
藻谷 俊介
2023年5月22日読了時間: 2分
設備投資受注 3月分
先月号は、「引き続き慎重さもあるが、そろそろ底という思いもあることは改めて述べておきたい」と締めくくったが、4月の図3J、3月の図2A~Dは末端が尽く下がってしまったので、底入れを主張するには形勢が悪くなった。底堅さが見えていた図4Aの民間建設受注も、同様の仕切り直し的な下がり方
藻谷 俊介
2023年4月15日読了時間: 1分
設備投資受注 2月分
先月号では、「1月の急伸はノイズだろうと思われる。しかし、1月はそうでないとしても、近々増加が始まるのではないかと強い興味を持ちつつ、当冊子を更新していくことにする。」と述べておいた。予想通り内閣府季調の右図は末端2月に半落してしまったが、逆に言えば半分はまだ残っており、もとも
藻谷 俊介
2023年3月19日読了時間: 1分
設備投資受注 1月分
筆者は6月分の号から、工作機械受注の悪化を見て当冊子のトーンを下げてきたので、基本的に山型を描いて下がってきた各種受注統計には違和感はない。問題は、右記事の通り1月に右図などが急反発したが、これは回復への第一歩なのかと言うことだ。
結論から言うと、今回はノイズだろうと思われる。発
藻谷 俊介
2023年2月18日読了時間: 1分
設備投資受注 12月分
筆者は半年前の号から、工作機械受注の悪化を見て当冊子のトーンを下げてきたので、このような展開になってくることに覚悟はあった。図2A~Dを見ても季節調整の差異はあまりなく、ピークアウトは明らかである。図4Aの建設受注も同様だ。ただし、当冊子のキーチャートである図3Jは、末端1月
藻谷 俊介
2023年1月23日読了時間: 1分
設備投資受注 11月分
筆者は5ヶ月前の号から、工作機械受注の悪化を見て当冊子のトーンを下げてきた。右グラフは、先行性高くぶれの少ない図3Jの後追いに過ぎない。図3Jは疑いなく低下を続けている。先月は「非製造業が伸長」と書いていた新聞も、ようやく「企業が設備投資に慎重になっている可能性がある」と認めた。
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