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スフィンクス・レポートはグラフが命です。
出先などで文章のみお読みになった場合でも
ぜひ後ほどPDFでグラフをご確認ください。
藻谷 俊介
2021年12月9日読了時間: 1分
景気動向指数 10月分
先行CI、一致CI、遅行CIの平均である10月の「総合CI」は、前月比+1.0%の95.1であった(図2A赤線)。9月は0.1ポイント上方修正されて94.1となっている。TOPIXなど相場2系列を除くベースでも+1.0%だったが(図2A青線)、そこからぶれの大きい鉱工業生産系の7
藻谷 俊介
2021年12月9日読了時間: 1分
CPI消費者物価 10-11月分
当冊子のキーチャートである図2M黄線(図2Gを拡大したもの)は、11月に多少下げ止まったが、デフレ圧力は続いている。唯一インフレ的であるエネルギーを加えた図2M青線であっても、夏場よりは低い。携帯通信料の下落とエネルギーの上昇が相殺し合って、都内の平均的家計では、騒がれたようなイ
藻谷 俊介
2021年12月8日読了時間: 2分
10月の統計を概観して
先月号では、景気指標の下げ止まり予兆を論じて、「崖の途中の茂みに引っかかって命拾いしたと言うところか」と述べた。実際に10月の指標は、図Aのように崖の途中で止まって、むしろ戻り始めそうなものが増えてきている。オミクロン型を心配する向きもあるが、各国の再規制は限定的であり、中国経済
別府 浩一郎
2021年12月5日読了時間: 1分
S&P500は続落。VIXは一時35ポイント台
先週、S&P500指数は1.2%、DJIAは0.9%、Nasdaq指数は2.6%下落。S&P500は続落。新変異株オミクロン株の米国内での感染拡大やインフレへの警戒感を強めるFRB議長発言を嫌気した売りと、押し目買いが激しく交錯。VIXは一時35ポイント台まで上昇。
別府 浩一郎
2021年12月5日読了時間: 1分
Weekly Market Watch 定例図表
先週木曜、東証1部騰落レシオは69.2%まで低下。昨年4月3日以来の70%割れ(第6頁)。70%割れが相場のボトム・シグナルとなる例はしばしば見られる。ただ、今回は、小型株中心の下げで生じたもので、「主力株も含めとことん売り切った」という状況ではない。その分、反発力にも欠ける。
藻谷 俊介
2021年12月3日読了時間: 1分
世界成長率 7-9月期
7-9月期の世界成長率は、データ収集率88%の現段階で前期比年率換算+7.2%と、4-6月期の同+0.9%から急加速(図4A)。もちろん、この揺れはインドが原因(図3頁)。今年1~9月を均した成長率は年率3.5%と凡庸であり、コロナ前に想定されていたような成長ライン(図4A黄線)
別府 浩一郎
2021年12月2日読了時間: 1分
日・米・ユーロ圏の11月家計マインド
内閣府「消費動向調査」11月調査では、二人以上世帯の消費者信頼感指数(季調値)が前月と同じ39.2だった。家計体感物価の上昇を反映した「暮らし向き」、「耐久消費財の買い時判断」の悪化が、「雇用環境」の改善を相殺した。海外と比べ感染状況が圧倒的に落ち着いている中で、この弱さである。
藻谷 俊介
2021年12月1日読了時間: 1分
7-9月期 法人企業統計
2頁で損益計算書を上から見ていくが、7-9月期はオリンピックで政権の求心力を高めるプランがワクチンの遅れで破綻し、感染増と人流減少を招いた四半期だった。売上は前期比で増加したが(図2A)。原価はそれ以上に増えたので(図2B)、粗利益は僅かとは言え減少(図2C)。かなり抑制したもの
藻谷 俊介
2021年12月1日読了時間: 1分
乗用車八社生産 10月分
企業データに季節調整をかけてお届けします。これは図表だけのレポートです。
別府 浩一郎
2021年12月1日読了時間: 1分
品目別に見た出荷・在庫指数 10月分
業種別・主要品目別定例グラフおよび出荷・生産の好調・低調品目のピックアップ。
藻谷 俊介
2021年11月30日読了時間: 1分
世界インフレ率 10月分
10月の世界CPIインフレ率は、反発した。図4Aが示す6ヶ月平均年率で4.6%、図4D末端が示す3ヶ月スパンで見ると4.4%で、急反発ではないが世間は騒然とした。PPIインフレ率は、3ヶ月スパンで5ヶ月減速した後、10月に再上昇(図7C)。日本の企業物価指数EcoShotで分析し
藻谷 俊介
2021年11月30日読了時間: 1分
鉱工業生産 10月分
低水準かも知れないが、これが不況入りかどうかが論点だとするなら、僅かであれ10月の上昇は救いである(図2B)。その上、11-12月の短期予測も含めると、むしろ景気は不況どころか持ち直す可能性が高くなっている(図2A)。在庫の急増も続かなかった(図2J~K)。先月の当冊子では、
別府 浩一郎
2021年11月28日読了時間: 1分
S&P500は反落。新型変異株で世界株安
先週、S&P500指数は2.2%、DJIAは2.0%、Nasdaq指数は3.5%下落。水曜までS&P500は過去最高値近辺で取引。しかし、南アフリカで発見された新型変異株を嫌気しアジア株、欧州株が急落すると、S&P500も感謝祭翌日の金曜に2.3%大幅安。
別府 浩一郎
2021年11月28日読了時間: 1分
Weekly Market Watch 定例図表
TOPIXは昨年8月11日以降、終値で200日線より上を維持。もっとも、200日線からの乖離率は、感染第5波ピーク圏の本年8月20日に0.01%、10月7日に0.56%と首の皮一枚。南アフリカで発見の新たな変異株で急落した先週末は1.15%で、三度目の正念場(第4頁、第6頁)。
藻谷 俊介
2021年11月26日読了時間: 10分
免疫についての新しいモデル
ワクチンの影響を見る上では、最初は政策ペースが見たかったので1回以上接種した人口を使ったが、次第に出来上がった免疫を見る必要が生じたので完全接種人口を見るようになった。しかし現在は多くの国でブースターショットを含めないと全体像が分からない。日本が抜いたと思ったイギリスやイスラエル
藻谷 俊介
2021年11月25日読了時間: 3分
なぜ中国統計ウォッチを出し続けるのか
先週号を発行した後で、新しい読者から尋ねられた。なぜ筆者は月に一回ものペースで「中国統計ウォッチ」を発行しているのかと。なるほど読者の中には、世界が断絶したように見えるこのコロナ時代において、なぜ筆者が中国にこだわり続けているのか訝しく思う人もあるだろう。トランプ政権以降のデカッ
藻谷 俊介
2021年11月22日読了時間: 1分
第三次産業活動指数 9月分
当社のX13AS季調では、9月は前月比+0.7%の96.1だった(図2A)。8月は0.5ポイント上方修正の95.4だった。今月も経産省季調とほぼ同じである(図2B)。プラスは僅かなものであり、全体としての減少傾向を覆すものではなかった。業種間の拡散度においても、50を下回る状態が
別府 浩一郎
2021年11月22日読了時間: 2分
緊急事態宣言解除後の消費行動
今月上旬実施の消費者庁「物価モニター調査」では、緊急事態宣言解除後の消費行動について臨時の質問がなされた。宣言解除によって消費行動が「コロナ禍前とほぼ同様に戻った」との回答は全体の9.5%だった。
藻谷 俊介
2021年11月22日読了時間: 1分
設備投資受注 9月分
筆者のコアチャートである図3Jは、10月になって初めて先端が少し下がった。一方の海外勢(図3K)は10月に踊り場を脱出して大幅に発注を増やしてきた。何ともテンポが合わないとしか言い様がないが、重要なのは趨勢なので、筆者はまだ基本的には設備投資に強気である。図3G~Hの投資ファンダ
藻谷 俊介
2021年11月22日読了時間: 1分
PPI企業物価 10月分
沈静化してきていた川上のインフレ率は、10月、再び加速した。リアルタイムのインフレ率は9月に5%に迫りながら、10月は総合で8.1%、エネルギーを除いて6.6%に上昇している(図2C~D)。供給不足の逸話に基づいて、物価上昇が一部の素材に投機的に発生している状況に変化はない。
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