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スフィンクス・レポートはグラフが命です。
出先などで文章のみお読みになった場合でも
ぜひ後ほどPDFでグラフをご確認ください。
藻谷 俊介
2023年3月19日読了時間: 1分
第三次産業活動指数 1月分
当社のX13AS季調でも、1月は前月比+0.9%の100.4だった(図2A)。12月は0.1ポイント下方修正の99.5となっている。先月号では、1-3月期には多少凹むことが避けられないと予想したが、1月に意外なほど貯蓄率が下がって消費の伸びが継続したため、少なくとも今の時点では1
藻谷 俊介
2023年3月19日読了時間: 1分
設備投資受注 1月分
筆者は6月分の号から、工作機械受注の悪化を見て当冊子のトーンを下げてきたので、基本的に山型を描いて下がってきた各種受注統計には違和感はない。問題は、右記事の通り1月に右図などが急反発したが、これは回復への第一歩なのかと言うことだ。
結論から言うと、今回はノイズだろうと思われる。発
藻谷 俊介
2023年3月19日読了時間: 1分
PPI企業物価 2月分
リアルタイムで見た日本のPPIインフレ率は、急激に1.9%まで下がり、ほぼ正常に戻った形(図2C)。しかし、これは2月からの政府による電気ガス補助金のもたらした一回だけの効果を含む。つまり、補助金が図2Aに段差をつけるので、そこを含めれば一時的に勢いは低下するが、段差の後は物価は
藻谷 俊介
2023年3月19日読了時間: 1分
消費関連統計 1月分
1月はA~Dがすべてプラス。名目統計であるBを当社で実質化した図5Mも上昇した。趨勢としても右上がりが維持されており、蓋し消費は強いというべきである。
2頁の10大費目のグラフ内朱記値を見ると、1月にリアルタイムで実質プラスだったのは5費目で、先月の3費目から増加に転じた。
藻谷 俊介
2023年3月19日読了時間: 1分
世界鉱工業生産 1月分
1月の世界鉱工業生産(速報)は、季調前月比+0.2%(前年同月比+0.2%)の139.7だった(図5A)。12月は0.3ポイント上方修正の139.4であった。小幅ではあったがプラスであり、図5Aは少し傾斜はついているものの、あくまで踊り場と判断している。不況ではなく踊り場と判
藻谷 俊介
2023年3月19日読了時間: 1分
世界景気先行指数 2月分
2月の世界景気先行指数(速報)は季調済前月比+0.2%の155.7となった(図4A)。1月は0.1ポイント上方修正されて155.3となっている。合目は遡及上方修正されて-0.4まで上昇(図4B)。先月は-0.8合目だった。図4Bは図4Aから波動成分だけを見やすく取り出したものであ
別府 浩一郎
2023年3月19日読了時間: 1分
Weekly Market Watch 定例図表
業種別東証株価指数で銀行株、保険株はいずれも3月9日に本年高値を記録(第11頁)。一方、対TOPIX相対株価では銀行株は1月13日、保険株は1月4日がピーク(第13頁)。やはり相対株価の方が相場を見て行く上では有益かも知れない。
藻谷 俊介
2023年3月17日読了時間: 2分
月例中国統計ウォッチ 2月分
今回1-2月分の数字がまとめて加わった統計は、そのすべてが底を形成するような線形になっている。図Aの鉱工業生産はその筆頭で、もともと趨勢的には下がっていなかったが、昨年末にかけてのちょっとしたマイナスを覆して右上がり趨勢の維持を確認した。末端の年率4.8%(図A’)という勢いは、
別府 浩一郎
2023年3月14日読了時間: 2分
低調な企業の景況モメンタム
日本株は先週木曜まで非常に強かったことの反動もあり、この数日間に限ってみれば、米国株やアジア株以上に調整色の濃い展開となっている。昨日発表の「法人景気予測調査」の本年1-3月期調査を見ると、そもそものところで製造業のモメンタムは非常に弱かった。
別府 浩一郎
2023年3月12日読了時間: 1分
S&P500はSVBショックで大幅反落
先週、S&P500指数は4.5%大幅反落。火曜、「利上げ再加速も有り得る」とするパウエルFRB議長の議会証言を嫌気し1.5%安。大規模資金調達に失敗したSVB Financial Groupの株価暴落、傘下銀行経営破綻を受け、木曜・金曜には金融セクター中心に計3.3%一段安。
別府 浩一郎
2023年3月12日読了時間: 1分
Weekly Market Watch 定例図表
一連の米銀破綻でFOMCでの大幅利上げの可能性は消失。本邦10年国債利回りは0.5%を大きく下回る水準まで低下。許容変動幅拡大の議論は遠のく。だからと言って「めでたし、めでたし」という訳でも全然ないが。本日のETF701億円買入れが虚しい。(添付ファイルは昨日付けです)
藻谷 俊介
2023年3月10日読了時間: 2分
1月の統計を概観して
先月号では、下がっているグラフはあるが、反発したり、底堅さを見せるグラフが次第に増えていて、底入れ(踊り場脱出)が近いことを予見させると総括した。今月も同様の総括となる。輸出と鉱工業生産は一段と縮小したが、2-3月には明るい兆しもある。
1月の鉱
藻谷 俊介
2023年3月10日読了時間: 2分
景気動向指数 1月分
これら9系列を除いた23系列で作成した図2A~B黄線が、当社のベンチマークと言うことになる。それが12月比プラスだったわけで、当社としては不況を認識しえない。実質的に鉱工業生産指数である一致CI(右図)のマイナスとの違いが生じたのは、シリコンサイクルの影響で鉱工業生産は悪化し
藻谷 俊介
2023年3月9日読了時間: 1分
KOMTRAX 2月分
企業データに季節調整をかけてお届けします。これは図表だけのレポートです。
藻谷 俊介
2023年3月8日読了時間: 2分
労働関連統計 1月分
1月は年末ボーナスの反動減で報道はエスカレートしているが、後述の通りよく見れば案外悪くない。雇用の絶対「数」の動向を示す図2B青線、図2D青線、そして図2Eの「雇用三羽ガラス」は、季調前月比で1勝0敗2分。11~12月の1勝1敗1分よりは限界的に改善。特に常用雇用指数は正社員(一
藻谷 俊介
2023年3月5日読了時間: 1分
CPI消費者物価 1-2月分
先月号で、報道における前年同月比での「40数年ぶり最高値更新!」の連鎖もそろそろ終わる、と述べた通り。
日経は「エネルギーも除いた伸び率はなお加速しており」とインフレ感をなお煽っているが、これも前年同月比による遅行効果に過ぎず、リアルタイムでは先月の3.2%から3.0%に低下して
藻谷 俊介
2023年3月5日読了時間: 2分
10-12月期 法人企業統計
財務諸表も季節調整ベースで見るのがスフィンクスの方法であり、当レポートはその点が他社にない最大の利点である。水準が分からない上に判断を遅行させる前年同期比ではなく、あくまで7-9月期までと比較し、併せて長期的な水準や流れを見ていくことになる。2頁で損益計算書を上から見ていこう。
別府 浩一郎
2023年3月5日読了時間: 1分
S&P500は連銀総裁発言好感し4週ぶり反発
先週、S&P500指数は1.9%上昇。4週ぶり反発。週央まで小幅続落基調も、タカ派とされるアトランタ連銀総裁の次回FOMCでの0.25%利上げ支持発言で警戒感が和らぎ、木曜以降反発に転じる。
別府 浩一郎
2023年3月5日読了時間: 2分
旧ベースで見たユーロ圏消費者マインド
ユーロ圏の消費者信頼感指数は、ユーロ圏株と時を同じく、昨年9月をボトムに今2月まで5ヵ月連続で改善している。現行の消費者信頼感指数には雇用に関する項目を含んでいない。「今後1年の失業懸念」を含む旧ベースの消費者信頼感指数で見ると、昨年9月以降の改善ぶりが一層明確となる。
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