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執筆者の写真藻谷 俊介

第三次産業活動指数 3月分


当社のX13AS季調では、3月は前月比+1.0%の97.5だった(図2A)。2月は0.3ポイント下方修正の96.5だった。11~1月と続いたマイナスは取り敢えず一旦は治まった形である。この辺の波動はGoogle Mobilityや、既発表の消費統計と合致しているので、サプライズはない。それに従うなら4-5月は再び調整含みとなるだろうが、それは現状のように±1ポイント程度の小幅な動きにとどまり、トレンドを変えるようなものにはならないと考える。

2~3頁でセクター別のグラフを見ると、旅客運送、飲食、宿泊などのコロナで打たれたセクターも、底堅さは見せている。末端が右上がりのセクターも多い。ワクチンの普及を待つのみである。

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